カラーコンタクトについて
カラーコンタクトはざっくりいうと、「色のついているコンタクトレンズ」です。しかし通常のコンタクトレンズとは異なり、度が入っていないカラーコンタクトもあります。
現在では300種類以上のカラーコンタクトが販売されており、自分の好みのカラーコンタクトレンズを購入する事ができます。
値段は普通のコンタクトレンズとあまり大差ありませんが、着色をしているため一般的なコンタクトレンズよりも若干厚みがあります。
そのため目が疲れやすくかったり、目自体に酸素が行き渡りにくかったりします。
また、コンタクトレンズの洗浄液は通常「過酸化水素タイプ」のものが多いのですが、カラーコンタクトに過酸化水素タイプの洗浄液を使用すると洗浄力が強すぎて色素を溶かしてしまうものもあるので、洗浄液を購入、使用する場合はきちんと「カラーコンタクト」に使用できるものなのかどうかを確かめる必要があります。
コンタクトは度が入っている事が前提なので、視力の補正をするために眼科に行って処方箋をもらい、自分に合ったコンタクトを購入します。
しかし、カラーコンタクトには視力補正の必要がないものもあるため、昔は眼科に行かなくともどこでも購入する事が可能でした。
しかし、カラーコンタクトでの目のトラブルが頻発した為、厚生労働省は2008年からは視力の補正が必要なくとも眼科の医師の処方箋(指示書)を受けないと購入する事が出来なくなったり、販売店もきちんと許可を取った店舗でのみの取り扱いとなる「高度管理医療器」となりました。
コンタクトを購入した事がある方はご存知だとは思いますが、コンタクトには自分にあったレンズの大きさがあるので、眼科に行くのは面倒だとか、目が悪くないから大丈夫などといった理由でカラーコンタクトを闇雲に購入するのは止めましょう。
通販サイトでもカラーコンタクトは購入する事が出来ますが、医師による指示書が無ければ購入する事ができません。
カラーコンタクトに良く似たタイプのもので、「サークルレンズ」というものがあります。サークルレンズにも度があるものと無いものがあります。
カラーコンタクトは「目の色を変える」というもので、サークルレンズは「瞳の大きさを通常よりも大きく見せる」というものです。
カラーコンタクトは通常の目の色を大きく変えてしまうので学校や仕事につけて行くのは難しいですし、ファッションによってはカラーコンタクトの色だけ浮いてしまう事があります。
しかし、サークルレンズは瞳を大きく見せるのが特徴のため、コンタクト自体の色も自然な茶色のものである事が多いです。
しかし、その分変化がわかりづらい為物足りなさを感じてしまう人もいます。
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